うつ病　鬱　　Q&A

「病院に行って治療を受けているのに、全然うつが治らない・・・」

 

もしかしたらそんなお悩みがあるかもしれません。

 

うつ病の投薬治療を行うと、約９０％は回復すると言われています。

 

残り１０％がなかなか治らないんですね。

 

これは１０人に１人の割合なので、多いといえば多いですよね。

 

では、なぜなかなか治らない人がいるのでしょうか？

 

ひとつは、うつになった原因が今に始まったことじゃない場合です。

 

どういうことかというと、普通は大人になって様々なストレスがかかりうつにかかるというパターンが多いですよね？

 

仕事のストレスが原因でうつになるとかです。

 

このように、原因が最近の事情によるものの場合は比較的治りやすいのですが、この原因が最近ではなく、子供の頃からのような場合はなかなか治らないパターンが多いようです。

 

例えば、家庭環境に問題があり、子供の頃からひどいストレスを抱えていた。

 

いじめを受けていてストレスを抱えていた。

 

そのような問題を抱えて大人になった時に、仕事でなにかストレスがかかると、それがキッカケとなってうつになってしまう。

 

そんな時は問題の根が深いので、投薬治療だけでなくカウンセリングも必要かもしれません。

 

深層心理にある深いキズを治す必要があるんですね。

 

 

もうひとつは、お酒を飲んでいる場合です。

 

実は私もそうだったんですが、治療中にかなりお酒を飲んでいました。

 

毎日毎日辛いので、それを紛らわせるためにです。

 

医者に飲んでないよね？と聞かれても、飲んでないですと隠していました。

 

酷い時は一日中飲んでいたのですが、お酒は飲んでいる時はテンションが上って良いのですが、酔いが覚めると一気に気分が落ち込みます。

 

私はそれを繰り返していました。

 

アル中一歩手前だったと思います。

 

お酒というのはうつの原因にもなるものですので、お酒を飲んでいる限りうつは治りません。

 

経験上身にしみてわかります。

 

なので、なかなか治らないからお酒飲んでいるという人、それではいつまで経っても治りません。

 

どうしてもやめられない場合は素直に医師に相談してください。

 

 

以上、ふたつの原因を例にあげましたが、もちろんもっと複雑な原因はあるかもしれません。

 

ただひとつ言えるのは、医師にはなんでも話すということです。

 

もしかしたら子供の頃からの問題も関係有るかもしれないと思えばそれをキチンと話す。

 

お酒がやめられないのであれば、素直に告白する。

 

それだけで一気に回復へ向かうかもしれませんよ。

 

 

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