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最近のうつ病
うつ病の患者数
うつ病の患者数は年々増えていると言われていますが、現在ではおよそ100万人くらいいると言われています。
しかし、これは通院している患者さんの数なので、病院に行っていないうつ病の人をいれると、もっと大きい数字になると思います。
一説では、うつ病患者の5人に1人は病院に行っていないと言われています。
また、日本の自殺者の75%は精神疾患者で、そのうち46%はうつ病の人という結果も出ているそうです。
特に仕事面で大きなストレスを抱えてうつ病になり、自殺してしまう中高年が増えているそうです。
プチうつ
通常のうつよりも程度が軽い「プチうつ」というのも最近の傾向だそうです。
疲れやすい、ダルい、意欲がないなどの症状があるけれど、日常生活は行えるような状態のことです。
本人はただ憂鬱なだけと思ったり、単に疲れているだけと思ってしまい、いつの間にかうつの症状が進んでしまうというケースが多いそうです。
うつと合併症
若い人に多いようですが、うつと平行して摂食障害やパニック障害、社会不安障害などを合併してしまうことも多いとのことです。
新型うつ病(非定型うつ病)
最近「新型うつ病(非定型うつ病)」という言葉を多く聞くようになりました。
新型うつ病は従来のうつ病とちょっと症状が違います。
新型うつ病(非定型うつ病)の特徴
- 楽しいことや好きなことになると元気になる
- 寝ても寝ても眠い
- 食欲があり食べ過ぎてしまい、体重が増える
- 体が重い
- 夕方から夜にかけて調子が悪くなる
新型うつ病(非定型うつ病)は、仕事などの嫌なことを考えるとうつになり、それ以外の楽しいことなどでは元気になるようです。
また、食欲もあり、夜も眠れるなど、従来のうつとは正反対の症状があります。
新型うつ病は20~30代の若い世代に多いらしく、特に20~30代の女性の8割はこの新型うつ病だそうです。
「うつ病」と「新型うつ病」では治療方法が全然違うそうなので、まずはお医者さんにきちんと診断してもらって下さい。
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