うつ病 鬱  

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うつ病と合併しやすい病気

うつ病と一番合併しやすい病気は「不安障害」と言われています。

 

不安障害には社交不安障害、パニック障害、恐怖症、全般性不安障害、PTSD、強迫性障害などがあります。

 

この不安障害とうつ病が併発する確率は、全般性不安障害で約50%、パニック障害では約30%以上との報告もあります。

 

不安障害とうつ病が併発する場合、不安障害の方が先に発病することが多く、うつ病のあとに不安障害が起こるのは稀だそうです。

 

また、これらが併発して起きると、うつ病が慢性化して治りにくくなります。

 

 

社交不安障害 社交的場面に出ると、過度に緊張したり、不安や苦痛を感じて日常生活に支障をきたす病気で、昔は「対人恐怖症」や「赤面恐怖症」などと呼ばれていた。全人口の15%に見れれるそうで、10代半ばから20代前半の若い人に多い。社交不安障害がうつ病と併発する確率は約30%。
パニック障害 何の理由もなく激しい不安に襲われて、動悸や胸の締め付け、吐き気、呼吸困難などのパニック発作のために、日常生活に支障をきたす。日本での発症率は約3.5%。併発するうつ病は通常のうつ病ではなく、新型うつの特徴を備えた「パニック性不安うつ病」。
恐怖症 ある特定の対象に対して恐怖を感じる病気で、恐怖心を抑えられないために日常生活に支障をきたす。閉所恐怖症や高所恐怖症、視線恐怖症などがある。
全般性不安障害 漠然とした不安が慢性的に続き、動悸や倦怠感、めまい、イライラと落ち着かない状態などの症状がある。不安の対象は様々で根拠などはない。全人口の3~5%。うつ病だけでなく、パニック障害などとも合併率が高い。
強迫性障害 強迫観念に支配されて、それを振り払うために異常な行動を起こす。何度も手を洗ったり、戸締まりが気になって何度も確認したりするような行動。全人口の2~3%。
摂食障害 ストレスや不安などにより、食べるのをやめてしまったりする拒食症、暴食を繰り返す過食症がある。過度なダイエットなどから発症するケースが多い。
PTSD

戦争や事件、虐待などにあい、極度の恐怖や不安を体験したことなどから起こるトラウマが元になって、後に抑うつ感や不眠、錯乱などの症状が起こる病気。

 

記憶がよみがえるのではないかという不安から、社会に出れなくなることもある。

 

自律神経失調症

心に悩みをを抱えて起こる自律神経失調症は不安、緊張、抑うつ感などの精神的症状と、倦怠感、動悸、頭痛などが起こる身体的症状がありますが、これらの症状から、本来はうつ病なのに自律神経失調症と診断されることも多いみたいですので、自律神経失調症と診断されて治療しても良くならない場合は、別の病院で診てもらったほうが良いかもしれません。

 

 

ちなみに、私は大学のうつになるずっと前、大学の頃から強迫性障害で、毎日1時間ごとに手洗いとうがいを繰り返していました。

 

この時は強迫性障害とわからず、ただ潔癖だからだと思っていたのですが、そうではなかったようです。

 

今ではだいぶマシになったのですが、それでもうがいだけはやめられず、しないと気になってしまって、他のことに集中出来なくなります。

 

これについては本格的な治療をしていません。

 

うがいするのは悪いことじゃないし、このまま付き合っていこうかななんて考えています(それでいいのかわかりませんが・・・)

 

 

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