問診で聞かれること
今回は、問診の時に聞かれることをご紹介しようと思います。
いきなり聞かれるととっさに出てこないかもしれませんので、事前にある程度自分の中で整理して行かれると良いと思います。
問診で聞かれること
- 家族構成、職歴、喫煙と飲酒習慣
- 現在の気分や症状
- どんな症状がいつ頃始まったか?
- どのように苦しいのか?
- キッカケになることはあったか?
- 過去の病気や治療歴
- 家族や親族にうつ病の人はいるか?
- 職場や家庭で強いストレスはあったか?
- 服用中の薬はあるか?
- 夜眠れるか?
- 食欲はあるか?
*ただし、これらはあくまで一例です。
おそらく医師と直接問診する前に、問診票に症状などを記入すると思います。
その問診票を見ながら医師が色々と質問してくるので、心配なことはなんでも記入して下さい。
病院に行ってから色々と考えると何をどう話していいのかわからなくなり、きちんと症状を伝えられなかったりするので、事前に症状や現在の気分、相談したいことや聞きたいことをメモ帳に書いていくと良いと思います。
また、医師の方から治療方法なども話すと思うので、そういったこともメモしておくと良いでしょう。
ただし、初診で全てを話すのはなかなか難しいと思いますし、今後も定期的に通院して説明する機会もありますので、無理して全部話そうとしないでも大丈夫です。
問診の結果、医師がうつ病と診断したら、そこから抗うつ剤を使った治療が行われると思います。
抗うつ剤は飲んですぐに効果があるものではないので、医師が処方した量をキチンと守って服用して下さい。
初診の流れ
1.精神科、もしくは心療内科の病院へ電話で予約を入れる
いきなり行くと診てもらえなかったりするので、必ず確認して下さい。
2.受付
問診票に記入
3.検査
血液検査、検尿、CT検査、心電図、X線、MRI
4.医師との問診
症状について
心理テストを行う場合もあり
5.診察終了
医師の診断と薬の処方
検査については病院の規模によっても変わってくると思いますが、小さいとこでも血液検査くらいは行うと思います。
PS 問診ではプラベートな事を根掘り葉掘り聞かれることもあると思いますが、出来るだけ正直に答えて下さい。それによって治療方法なども変わる可能性があります。他にバレるようなことはもちろんありませんので。
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