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うつ病と症状が似た病気

うつ病と似た症状の心の病も少なくありません。

 

うつ病か、それとも違う病気なのかは医師が判断しますので、自分の症状を正直に話すことが重要です。

 

ここではうつ病と似ている症状の病気をご紹介したいと思います。

 

心身症

心身症は精神的な問題で、胃潰瘍、気管支喘息、じんましん、過食症、まぶたのけいれん、偏頭痛などが起きる病気です。

 

ストレスが原因で身体に起きる病気全般が心身症と言われています。

 

コチラの記事で紹介した隠れうつ病と似ていますが、心身症は心の病ではなく体の病気なので、検査をすれば以上が見つかるのが特徴です。

 

逆に隠れうつ病の場合は見つけることが出来ません。

 

ただし、体の病気とはいっても原因であるストレスをなくす事も重要になってきます。

 

不安障害

不安障害は強いストレスなどで激しい不安に襲われて、日常生活にも支障をきたしてしまう病気です。

 

代表的なものに、パニック障害、強迫性障害、PTSD、社交不安障害などがあり、これらが合併することもあります。

 

私はうつ病と並行して軽いパニック障害にもかかっていたので、長引きました。

 

不安障害はその名の通り不安が主な症状となる精神疾患をさしますが、不安以外にも恐怖感、イライラ、緊張感などの精神的症状のほか、動悸、頭痛、下痢などの身体的症状が出ることもあります。

 

不安障害にかかりやすい人はうつ病にもかかりやすそうなので、注意が必要です。

 

統合失調症

統合失調症は以前、精神分裂病と言われていたもので、脳の統合機能が一時的にうまく働かなくなる病気です。

 

原因はまだ解明されていないそうです。

 

統合失調症は幻覚や幻聴、妄想などの症状や、意欲の低下や持続力の低下なども起こります。

 

統合失調症の初期段階はうつ病と似た症状なので、診断が難しいそうです。

 

認知症

高齢者のうつ病の場合は一見するとうつ病と似たような症状が起こることがあります。

 

物忘れからはじまり、徐々にうつ状態になるようです。

 

慢性疲労症候群

強い疲労感が長期に渡り続く病気です。

 

肉体的にも精神的にもひどく疲労して、日常生活にも支障が出るほどになります。

 

思考力の低下、睡眠障害、うつ状態などの症状が出るので、うつと見分けるのが非常に難しいそうですが、慢性疲労症候群の時は意欲の低下などよりも倦怠感や疲労感の方が強く、自責感やイライラも少ないそうです。

 

パーソナリティ障害

生まれついての性格や産まれた後の環境や経験に問題があって対人関係や社会生活にうまく対応出来ないような状態をいいます。

 

パーソナリティ障害では、他人に急に攻撃的になったり、自傷行為などを繰り返したりします。

 

この病気は思春期の女性に多いそうです。

 

パーソナリティ障害の初期段階で、強い憂鬱感を覚えることからうつと間違われやすい病気の一つです。

 

 

これらの心の病とうつ病との大きな違いは、「死にたくなるかどうか」です。

 

うつ病の場合は死にたいという気持ちになったりしますが、他の病では逆に死にたくないという意識があります。

 

いずれにしても医師に自分の症状を全て話して正しく診断してもらうようにして下さい。

 

 


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