うつ病の薬の服用期間
うつ病は風邪などと違って、良くなったからといって急に薬の量を減らしたり、やめたりはしません。
抗うつ薬は服用してから2~3週間後くらいに効果が現れ始め、早ければ3ヶ月位でほぼ回復する人も多いですが、回復してからも数ヶ月は薬を飲み続けます。
ですので、飲み始めから飲み終わりまでの服用期間は1年位はかかると思いますし、治療に時間がかかればそれ以上服用することになります。
私はなんだかんだで5年位服用しましたが、通常はそんなに服用しなくても大丈夫だと思います。
私の場合は、医師の助言を無視して独断で勝手な行動をしたことが長期化の原因になりました。。。。
徐々に回復してくると、勝手に薬の量を減らしたり、飲むのをやめたりしちゃう人も多いらしいのですが、これは再発の原因になるので、かならず医師の処方通りに服用して下さい。
私も途中で勝手にやめたことがあるのですが、その時は離脱症状が出て、めまいや頭痛がひどくなり、立っているのも辛くなったりしました。
ですので、絶対に勝手な判断はしないで下さいね。
回復までの薬の服用方法
第一段階 急性期
症状が重い時期。
抗うつ薬は症状の経過を見ながら徐々に増やしていきます。
第二段階 継続治療
症状が軽くなり、精神的にも安定する時期。
急性期で効果のあった薬を服用します。
およそ6ヶ月以上処方。
第三段階 維持療法
症状が回復し、継続治療が半年以上続いた状態。
しばらくは同じ量の抗うつ薬を服用し、徐々に減らしていきます。
薬の服用経験談
私は恐らく普通の人より長い間薬を服用していたと思いますし、試した薬の数もたくさんあります。
1年以上も飲み続けるのに不安があるかもしれませんが、私に限って言えば、体に不調が出たことはありません。
もちろん、飲み始めの副作用は少なからずありましたが、続けるうちにそれらの副作用は治まりました。
抗うつ薬は肝臓を悪くする恐れもありますので、定期的に血液検査を受けると良いと思います。
医師に相談すればすぐに受けさせてくれると思いますので。
依存性を心配されるかもしれませんが、医師が処方してくれる量を正しく服用すれば、その心配は特にないと思います。
最後に、前にも言いましたが、勝手に服用したりするのは絶対にNGです。
必ずなんらかの反動が来ますので。
それだけは注意して下さいね!