スポンサーリンク
抗不安薬
抗不安薬は名前の通りに、不安を抑えるための薬です。
精神安定剤などと呼ばれることもありますので、ご存知かもしれません。
不安以外にも、緊張、焦り、イライラを抑える働きもあり、自律神経失調症や心身症での緊張や不安などが強い場合にも効果があります。
脳内の神経の興奮をしずめる効果があり、即効性があって、副作用も少ないそうですが、眠気や倦怠感、ふらつきなどの症状が出る場合もあるので注意が必要です。
また、抗不安薬は依存性が生じるおそれがあるので、症状が改善されたら服用は中止します。
ですが、急にやめると再発や離脱症状が起きることもあるので、勝手にやめるのはいけません。
必ず医師の指示に従って下さいね。
抗不安薬
一般名(商品名) | 作用時間 |
---|---|
トフィソバム(グランダキシン) | 6時間以内 |
クロチアゼパム(リーゼ) | 6時間以内 |
エチゾラム(デパス) | 6時間以内 |
アルプラゾラム(コンスタン・ソラナックス) | 12~24時間以内 |
ロラゼパム(ワイバックス) | 12~24時間以内 |
ブロマゼパム(レキソタン・セニラン) | 12~24時間以内 |
オキサゾラム(セレナール) | 24時間以上 |
メダゼパム(レスミット) | 24時間以上 |
クロルジアゼポキシド(バランス・コントール) | 24時間以上 |
フルジアゼパム(エリスパン) | 24時間以上 |
メキサゾラム(メレックス) | 24時間以上 |
クロキサゾラム(セパゾン) | 24時間以上 |
ジアゼパム(セルシン・ホリゾン) | 24時間以上 |
クロナゼパム(リボトリール・ランドセン) | 24時間以上 |
ロフラゼプ酸エチル(メイラックス) | 90時間以上 |
フルトプラゼパム(レスタス) | 90時間以上 |
私は不安が強い時に、デパスやセニランを服用していたことがあります。
特に副作用はなかったと思いますが、確かデパスは私にはあまり効果がなかったような気がします。
薬は人それぞれ効果がある時とない時がありますので、薬を飲んでみてどうだったのかをキチンと医師に告げるようにして下さい。
関連ページ
- うつ病治療の基本
- うつ病になった時の治療方法とは?治療の基本から薬の服用などについてご説明します。
- 治療期間
- うつ病になった時の治療期間はどれくらいなのでしょうか?回復までの目安などをご説明します。
- うつ病治療中の休職
- うつ病になった時、仕事を休職するかしないかは重要な問題です。このページではうつ病治療時の仕事についてご説明したいと思います。
- 抗うつ薬
- 抗うつ薬の効果などについてご説明します。
- 抗うつ薬の種類と特徴
- 抗うつ薬の種類と特徴をご説明します。
- 抗うつ薬の副作用
- うつ病になった時の治療方法とは?治療の基本から薬の服用などについてご説明します。
- 抗うつ薬を服用中の注意点
- 抗うつ薬を服用する上での注意点をご説明します。
- 抗うつ薬の誤解
- 抗うつ薬に対する様々な誤解についてご説明します。
- 睡眠薬
- うつ病治療で使われる、睡眠薬についてご説明します。
- 気分安定薬・抗精神病薬・漢方薬
- うつ病になった時に用いられる気分安定薬と抗精神病薬、漢方薬についてご説明します。
- 精神療法
- うつ病治療で行われる精神療法についてご説明します。支持的精神療法、認知療法、対人関係療法
- 入院が必要な時
- うつ病になって入院が必要な時とはどんな時でしょうか?それについてご説明します。